腰痛 マットレス アイキャッチ

腰痛マットレス|腰痛を解消するためのマットレスの選び方

      2016/08/14

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朝起きたときのつらい腰痛。日頃から注意して運動やストレッチを試しているけれど一向に改善されない。もしかしたら、マットレスが体に合っていないのかも?とお考えではございませんでしょうか?

そのようにお考えのあなたにはこんな症状はございませんか?

  • 夜、ベッドに横たわったときに首や腰への違和感
  • 朝起きたら腰が重い、痛い
  • 夜中に目が覚めてしまう回数が多い
  • 十分な睡眠時間をとっても体の疲れが取れない
  • ベッドでの寝返りがしにくいと感じる

このような症状をお持ちの方は、マットレスが体に合っていない可能性が高いです。今日ご紹介する腰痛を改善するための4つのアドバイスを参考にして頂ければあなたの辛い腰痛を改善することが出来るかもしれません。睡眠と腰痛の関係性をご理解頂くことで腰痛が劇的によくなることがあるんです。

ですが、上記のような症状ではなく、下記のような症状の方は医療機関での受診をオススメします。

  • 腰痛による発熱や冷や汗が出るほどの痛み
  • 激痛によって動くことが出来ない
  • 3日以上連続で痛み、日に日に痛みが増していく

このような症状の方は血管や内臓疾患の可能性がありますのでまずは病院で診断してくださいね。

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1.マットレスが腰痛の原因になる理由

マットレスや敷布団が原因で腰痛を発症してしまうあなたは、睡眠中に「筋肉を休める・緩める」ことが出来ていないのが原因だと考えられます。

腰痛 マットレス アイキャッチ

 

私達人間の体の構造は本来、他の動物達を同じように「動く」ために作られています。決して現代のような座って作業することに向いている体の構造になっていないのです。

私達の体の構造上不向きな体勢でのデスクワークを長時間行っていると、どうしても腰や肩、首に負荷が掛かりだるさや痛みを引き起こしてしまいます。負荷が掛かった筋肉を休める、緩めるために睡眠は非常に重要な役割を担っているのです。

本来、日中に酷使した筋肉を休めるための睡眠が、体に合っていないマットレスを使用し続けること筋肉の疲労を取ることが出来ないばかりか逆に負担を掛けてしまっていたとしたら、腰痛という症状となって体がSOSのサインを出してきます。

人は人生の約1/3を睡眠に費やしているため、睡眠時の姿勢が悪かったりマットレスが体に合っていないと知らず知らずのうちに体に負荷が掛かって腰痛や肩こりといった症状を引き起こす大きな原因となります。

では、腰痛にならない筋肉を休めることが出来るマットレスとはどういうものなのでしょうか?

2.腰痛を予防することが出来るマットレスとは?

腰痛や肩こりの原因となる睡眠姿勢

まずはこちらの写真をご覧ください。

腰痛 マットレス 睡眠姿勢

睡眠時には理想的な睡眠姿勢があります。上記の姿勢は、マットレスや敷布団が硬すぎたり、柔らかすぎたりした際の睡眠姿勢です。

硬すぎるマットレスは胸や腰の部分が赤くなっています。この状態は体圧が集中して負担が掛かっていることがわかります。このように負荷が掛かってしまうと赤くなっている箇所、方や腰の痛みが出る原因となってしまうため固すぎるマットレスや布団は腰痛や肩こりになりやすいということがわかります。

反対に柔らかすぎるマットレスはどうでしょうか?固すぎるマットレスと比較すると肩や腰に掛かる負荷が少ないので一見良さそうに見えます。ですが、柔らかすぎるマットレスは体が沈み込み過ぎて体が歪んでいます。背骨を一直線に保てていないのがわかりますね。このような背骨の歪みも腰痛の大きな原因の一つとなります。

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背骨の形と体圧分散がポイント

次は理想的な睡眠姿勢です。

腰痛 マットレス 理想姿勢

背骨がまっすぐ一直線になって、歪みのない形が理想的な睡眠姿勢です。体圧の分散が出来るため偏った負荷がかからないので筋肉を休ませたり、緩ませることが出来るのです。

The backbone

仰向けの場合は背骨本来の形、S字カーブを描いている状態が理想的な睡眠姿勢です。適度な固さのマットレスを使用することで理想的な背骨の形をキープしながら、筋肉に掛かる負荷も軽減することが出来ます。

このように、理想的な姿勢で睡眠とは背骨を正しい形でキープすることと体圧分散が出来るマットレスを選ぶことが重要です。今あなたが使用しているマットレスの状態はいかがでしょうか?

こんなマットレスはNG!腰痛の原因となるマットレス

  1. いわゆる「せんべい布団」と呼ばれるような硬すぎる敷布団ではございませんか?
  2. もう10年以上も使用しており部分的にヘタったマットレスを使い続けていませんか?
  3. テレビで話題となった寝心地の良さを追求した低反発マットレスを使用していませんか?

このようなマットレスや布団を使い続けている人は寝具が腰痛の原因となっている可能性が高いです。理由は以下の通りです。

腰痛には固い布団が良い?

「腰痛には硬い敷布団が良い」とお聞きになったことはございませんでしょうか?硬い敷布団やマットレスでの睡眠は確かに「寝返り」という観点だけで見ると優れているように感じます。「寝返り」は筋肉を休ませるために大切な役割を果たしています。寝返りについては後ほど詳しくご説明しますが硬すぎるマットレスは寝返りの回数が多すぎるため、腰痛に最適とは言えません。

部分的にヘタれたマットレス

長期間使用したマットレスは肩や腰、お尻の部分に長期間負荷が掛かっているため部分的にヘタレている可能性があります。弱くなった箇所は体が沈み込んでしまうため、理想的な睡眠姿勢を保つことが難しいのです。

マットレスの寿命は10年と言われています。10年を超えるようなマットレスや、手で触って明らかに柔らかくなっている箇所があるマットレスは買い替え時です。

低反発マットレス

テレビで一時期話題となった低反発マットレスを使用中で腰痛の方は、柔らかすぎるのが腰痛の原因かもしれません。マットレスの向き不向きは人によって千差万別です。低反発マットレスで腰痛が改善されたという声があるのも事実ですがあなたにとっては柔らかすぎるかもしれません。

また、低反発マットレスは寝心地はバツグンです。量販店などで試しに寝転がってみたところ体を包み込んでくれるような柔らかさが気持ちよく思わず購入してしまったという方がいるかもしれません。ですが寝心地の良さと腰痛改善は全く別のお話しです。低反発マットレスで腰痛が改善されない方はマットレスの見直しが必要です。

 

上記のようなマットレスを使用している方は腰痛を改善する余地があります!この先を読み進めて頂けるとそのヒントが見つかるかもしれませんので是非読み進めてください。

腰痛を改善する理想的な睡眠姿勢はご理解頂けましたでしょうか?次は睡眠姿勢と同様に腰痛改善に必要な「寝返り」についてご説明します。

 

3.腰痛改善に欠かせない寝返り

理想的な睡眠姿勢をご理解頂けましたら次に重要なのは「寝返り」です。

私達は一晩何回くらい寝返りをしているかご存知でしょうか?理想的な寝返りの回数は「20回」前後です。これより多すぎても少なすぎても、体になんらかの負荷がかかっているため上手に体を休ませることが出来ていません。

では、なぜ寝返りが重要なのでしょうか?

寝返りの効果

寝返りは睡眠時、自らの体圧を分散させたり、血行を良くするために無意識に行われる活動です。また、日中の行動で歪んだ体を元に戻そうとコロコロと動くことによって自ら整体をしているんです。

この寝返りが上手く出来ない状態や多すぎる状態だと、体が上手く休めていないという証拠となります。

硬すぎるマットレスは体圧がかかりすぎるため、筋肉や血流に悪影響を及ぼします。結果寝返りの回数が増える原因となります。逆に柔らかすぎるマットレスは体が無意識に寝返りをしようと思っても上手く体を転がすことが出来ず、寝返りの回数が減ってしまいます。

あなたはもしかしたら、寝返りの回数が多すぎたりまたは少なすぎることによって腰痛を引き起こしているかもしれません。先ほど確認頂いた今、使用しているマットレスの状況と照らしあわせて寝返り出来ているかを考えていただきたいのです。

自分の寝返り回数が知りたい。睡眠の状況が知りたいと言う方は「ねむり時計」というアイテムをオススメします。

腰痛 マットレス ねむり時計

参考URL:http://www.healthcare.omron.co.jp/sp/hsl002c/design/

ねむり時計とはまさに「眠りを測る」優れものです。寝返りの回数の計測はもちろん、寝付くまでの時間や眠りの深さを計測してくれます。眠りが浅くなったときにアラームを鳴らしてくれる機能がありますので朝の寝覚めもよくなりますよ。

マットレスだけが原因ではない?寝返りを阻害する要因

硬すぎたり、柔らかすぎる体に合わないマットレスは上手く寝返りが出来ていないかもしれません。ですが、寝返りを阻害している原因はマットレスだけではないかもしれませんよ。

ベッドが壁に近すぎる

ベッドと壁が近すぎる状況で睡眠していませんでしょうか?壁が近すぎると上手く寝返りがうてない場合があります。夜中、目が覚める回数が多い方は十分な寝返りスペースがあるかどうかを確認してみてください。

モノが溢れかえった状況

ベッドの周りやベッドの上のゴチャゴチャとモノがある状態でも上手に寝返りが出来ません。携帯電話や本、メガネなどベッドの上に乗せたまま睡眠していませんでしょうか?

蒸れて寝苦しいマットレス

夏の暑い夜、梅雨時期のジメジメした季節。寝苦しく夜中になんども目が覚めてしまうといった経験はございませんでしょうか?もしかしたらマットレスが原因かもしれません。通気性の悪いマットレスは湿気がマットレスと体の間に溜まるため、ジメジメして寝苦しく寝返りを何度も繰り返している可能性があります。朝起きたらマットレスも体もベチャベチャという経験のある人は通気性の良いマットレスに変えてみるのもひとつの手段です。

 

上記のような状況ですと上手く寝返り出来ていない可能性がありますので、心当たりのある方はまず、ここから改善してみましょう。

 

4.理想的なマットレスの選び方は?

ここまで読み進めて頂いた方は体に合わないマットレスがどうして腰痛の原因となるのかをご理解頂けたと思います。では、肝心の腰痛を改善、予防するマットレスの選び方はどうなのよ?そうお思いではないですか?ここからは理想的なマットレスの選び方をご紹介します。

万人の腰痛に効果的なマットレスは存在しない

残念ながら、腰痛持ち100人中100人に効果的なマットレスというのは存在しません。なぜなら人は皆それぞれ体の特徴が違うからです。男性と女性、体重の重い人と軽い人。または日中の体の使い方や筋肉量まで千差万別です。ですから、腰痛と一言に言っても様々なんです。それでも腰痛を改善したい!という思いは皆さん一緒なんです。朝起きたとき、仕事中などの辛い腰痛はもう御免ですよね。

絶対に成功するマットレス選びは存在しないですが、絶対に失敗しないマットレス選びならいかがでしょうか?

試し寝が出来るマットレスを選ぶこと

あなたの腰痛を確実に改善してくれるマットレスを探すにはある程度の期間、そのマットレスを使って試すという方法が最適です。量販店にあるマットレスに数秒、数分寝転がってみても腰痛への効果を確認することは不可能でしょう。数週間〜数ヶ月使ってみて腰痛の状況変化を確認することが失敗しないマットレスの選び方です。

では、試し寝が出来るマットレスとはどんなマットレスでしょうか?

返品保証があるお店で購入すること

試し寝=返品可能な商品を選んでみることをオススメします。実際の店舗で購入する場合は返品可能かどうかを確認してみましょう。通販では返品保証という言葉をよく耳にしますよね?そういうお店で試してみることをオススメします。



参考URL:モットン

モットンのマットレスは高反発マットレスというマットレスです。体圧分散、寝返りがしやすい構造となっています。また何より大切なのが90日間の返品保証が付いていることです。実際に購入者の1.2%が返品をしているという実績があります。

返品可能なお店で購入するのであれば体に合わない場合遠慮せず、返品を申し出るようにしましょう。あなたの腰痛を改善させるためには遠慮は禁物です。

またモットンのマットレスは通気性にも優れているので夏のジメジメした日でも湿気がこもりにくく、寝苦しさを感じることが少ないです。良質な睡眠には湿気対策も重要なんです。

高反発マットレスについて詳しく知りたい方は「高反発マットレスを買う前に!必ず知っておきたい5の特徴」も合わせて読んでみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?腰痛に効果的なマットレス選びは参考になりましたでしょうか?

まずは今現在のあなたの睡眠について正しく理解することが大切です。硬すぎたり、柔らかすぎるマットレスを使い続けていませんか?寝返りは出来る状況でしょうか?

私がマットレス選びで重視しているのが「失敗しないこと」。マットレスは安い買い物ではありません。長い場合10年間睡眠を共にする大切なパートナーと考えています。高価な買い物なので絶対に失敗しないためにはお試し期間があるということが重要ですね。

あなたの抱えている腰痛というお悩みが改善されるために今日ご紹介した内容が少しでもお役に立てると幸いです。

 - マットレス

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