こんな人にオススメ!便利に使える親子ベッド7つのメリット
「添い寝はもう卒業かな?」、「そろそろ子ども部屋を与えようかな」など、成長と共に子どもの寝る環境は変わってくるものです。
「兄弟がいるから2段ベッドを用意しようかな」と考えている方も多いかもしれません。でも、2段ベッドにはデメリットも…。
そのデメリットを解消出来るベッドに、「親子ベッド」があります。今回は、子どものためにベッド購入を検討している方に、「親子ベッド」について、メリットやデメリット、実際の商品など、さまざまな情報をご紹介します。
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親子ベッドとは?2段ベッドとの違い
「親子ベッド」とは、シングルベッドよりも少し高めのベッドの下に、もう1つ小さめのベッドが収納されているもののことです。「スライドベッド」、「ペアベッド」などと呼ばれている商品もあります。
2人兄弟用にベッドを検討する際、真っ先に候補に挙がるのは2段ベッドという方は多いのではないでしょうか。
2段ベッドと親子ベッドの違いは、4つあります。
空間の有効活用
まず1つ目は、親子ベッドは、子ベッドを使わないときにぴったり親ベッドの下にしまうことができ、使用時に引き出し、キャスターのストッパーを止めて使う仕様になっている点です。2段ベッドの場合は常に2段のベッドが出しっぱなしになるため圧迫感がありますが、親子ベッドは使用しないとき収納出来るので圧迫感を感じることなく使うことが出来ます。
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ベッドの高さ
2点目は、高さの違いです。親子ベッドの場合、上段にあたる親ベッドも、さほど高さがあるわけではありません。
2人兄弟であれば、上の子どもの成長に応じた時期に、ベッドを用意することになる場合が多いと思います。しかし、その一方で安全面のために、下の子どもの年齢にも合ったものを選ぶ必要がありますよね。
その点親子ベッドの場合、兄弟がまだ幼くてもどちらのベッドも低めになっているため、万が一落下した場合にも大けがに繋がる心配は低くなります。注意をしていても、子どもはベッドの上ではしゃいで遊んでしまうこともあるため、高さが低いことは安心ですね。また2段ベッドの場合、危険のないようメーカーが特に上段に対しては対象年齢を定めている場合がほとんどです。その点、親子ベッドの場合は、高さが低いために、2段ベッドより幼い頃から使用することが可能です。
温度差
2段ベッドの場合、上段はかなり高くなるため、体感する温度が下段と大きく異なってしまうという問題点があります。
夏は熱気が上に溜まるため、上に寝る子どもは、親が想像しているよりも暑い中で寝なくてはいけないのです。寝ている最中に熱中症を起こす危険性もあるため、室温管理に気を遣う必要があります。
その点も、高さに差のほとんどない親子ベッドであれば、神経質にならずに済みますね。
セパレートでも使える
また子どもが成長したのち、ベッドをそれぞれの個室に分けて使用するというイメージを持たれている人も多いかと思います。
>その際にも、2段ベッドを解体するのは、工具や、ベッドを支えておく人員が必要になり、日曜大工などに不慣れな親には大変なものです。その点、親子ベッドならばキャスターで動かすだけで簡単に移動させることが出来ます。負担や手間がかからずに済むことは忙しい親にとってはありがたいことではないでしょうか。
1番のメリットは「低さ」!親子ベッドのメリット7つ
では、親子ベッドのメリットにはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
メリット1:使わないときは1台分のスペースに収まるため、省スペース
これは先ほどご紹介した親子ベッドの特性からもわかるメリットですね。寝るときに広げ、日中はしまうことで、広くない子ども部屋でも、遊ぶスペースをしっかり確保することが出来ます。
高さのメリット
メリット2:高さが2段ベッドに比べ低いため、圧迫感がない
メリット3:地震時の危険性が低くなる
メリット4:落下してケガをする危険性が低くなる
メリット5:寝ている子どもの様子を窺いやすい
メリット6:布団の上げ下ろしが楽に出来る
やはり1番のメリットは高さに関することになりますね。
背の高い家具は部屋を狭く見せてしまうものです。その点、親子ベッドなら立った目線より下の高さのため、圧迫感を感じずに済みます。
また、地震対策としても、高さがないということは安全に繋がります。
2段ベッドの場合、地震の揺れで投げ出される危険性だけではなく、ベッドそのものが倒れてしまう、上段が崩れて下段に落ちてしまうなどといった危険性もあります。
親子ベッドの場合は高さが低いですし、下段の真上に寝ているわけではありません。そのため、そのような危険性も、大きく軽減されることになりますね。
そして、ママにとってありがたい点が、「子どもの寝顔をチェックできる」ことと、「布団の上げ下ろしの楽さ」の2点です。
寝相の悪い子どもの場合、布団にきちんと入っているのか、寝る前にチェックしたいという親は多いかと思います。また、風邪を引いている場合など、寝顔を見て様子を確認したいというときもありますよね。そのような場合でも、親子ベッドであれば、わざわざはしごを登って確認する…という手間をかけずに、さっと見ることが可能です。
また、「布団の上げ下ろし」についてです。
2段ベッドの上段は、大人でも立ったまま布団を上げ下げすることは、大半の人が不可能ですよね。いちいちはしごを登って、布団を上げて、また戻して…日常的にこの動きをすることは、特に女性にとっては厳しいものです。
とは言っても、汗をかきやすい子どもの布団。やはり定期的に干しておきたいですよね。たとえ床板がすのこ式になっていたとしても、敷きっぱなしにしていては、いつの間にかカビが!という事態も起こりえます。
上げ下ろしが楽な親子ベッドであれば、布団干しへのハードルが幾分か低くなりますよね。
メリット7:親ベッドを寝場所に、子ベッドは収納として使うこともできる
親子「ベッド」だからといって、必ずしも両方ともをベッドとして使用する必要はありません。子ベッドの中に、サイズの合う収納ケースを入れ、キャスターで簡単に引き出せるベッド下収納として活用することも可能なのです。
親子ベッドは、イコール子ども用ベッドというわけではありません。商品によっては、デザイン的にも大人が使用しておかしくないタイプのものも多くあります。そのようなベッドを選び、自分用に使うという方法も、スペースの活用法として有効ではないでしょうか。
通常のベッドの下に収納ケースを並べるよりも、「一気に引き出せる」、「収納ケースの下にすきまが出来るため、通気性が良くなる」というメリットがありますよ。
置き場所のスペースはしっかりチェック!親子ベッドのデメリット2つ
では、デメリットにはどんなものがあるでしょうか。
使用時にはベッド2台分のスペースが必要となるため、本格的に狭い部屋の場合は不向き
親子ベッドは省スペースで使用することが利点ではありますが、使用時には引き出さないといけません。最低限、ベッド2台分を置けるだけの面積は必要となるのです。
そのため、とにかくコンパクトさを求める場合は、1台分の面積で使用出来る2段ベッドの方が適しているということになります。親子ベッドが置けない部屋にも、2段ベッドならば問題ないということもありえますね。
使用時に毎回引き出すことが面倒くさい…結果出しっ放しになり省スペースの利益が得られにくい
部屋を広く使えるという親子ベッドのメリットを生かすためには、日中はベッドをしまっておくということが大前提です。しかし、子ベッドを収納するためには、その都度ストッパーを解除し、また止めて、を毎日繰り返さなければなりません。
そのため、人によっては「面倒くさい!」ということにもなりかねません。結局、出しっ放しにしてしまっている…という家庭もあります。
親子ベッドの選び方!注意しておきたいポイント4つ
メリット・デメリットを考慮して、やっぱり親子ベッドを買いたい!と思った方に、選ぶ際のポイントをご紹介します。
子ベッドの柵の有無をチェック!
親ベッド、子ベッドともに柵のないタイプもありますが、子どもが幼い場合、やはり柵がある方が安心という方は多いかと思います。
その際、子ベッドの柵の有無を調べておくことが大切です。親ベッドには全面柵があるけれど、子ベッドには柵がない、もしくは手前側にしかないという商品が多くあるからです。
奥側は狭くなっているため、落ちることはないということなのでしょうが、子どもが小柄な場合などは、やはり柵は全面ある方が安心だといえるでしょう。
床板がすのこ式かどうかをチェック!
これは親子ベッドに限った話ではありませんが、やはり通気性を考えると、床板はすのこ式である方がより良いでしょう。
すのこ式であれば、毎日布団を干せなくても、即じめじめする…カビが生えた…という事態にはなりにくいです。
布団をかけたまましまえる?すきまの広さをチェック!
親子ベッドの中には、マットレスはそのままで問題なくしまえても、掛け布団はどけなければ収納出来ないものもあります。特に羽毛布団の場合、ふくらみがあるため、親ベッドに乗せるなどしなければしまえないものが多いようです。そのまましまいたいと考えている場合は、その点のチェックが必要です。
もしもの添い寝のときのためにも…耐荷重をチェック!
どうせ子どものときしか使わないから、と考えている場合でも、子どもの発熱時など、寝かしつけるときに添い寝をしなければならない場合があります。
そういったときにも心配なく使えるよう、耐荷重は大人用のベッド同様のものを選べば、頑丈だということにもつながり、長期的に見ても安心ですね。
マットレスの大きさ、合っていますか?寝具を買う際にはベッドサイズを要チェック!
親子ベッドは、2段ベッドのように2つのベッドのサイズがまったく同じではないことが一般的です。親ベッドの下に子ベッドを納めるのですから、当然子ベッドの方が一回り程度小さくなるのですね。
そのため、使用出来るマットレスや敷布団のサイズが、親ベッドと子ベッドで変わってくることになります。事故防止や収納時のためにも、ベッドサイズと寝具のサイズを合わせておくことは重要です。ベッドのサイズをしっかり確かめてから、寝具の用意をしましょう!
実際にどんな商品があるの?値段の相場は?
では、実際に販売されている商品を、いくつかご紹介しましょう。
安心安全の国産ひのきを使った親子ベッド
参考URL:楽天市場
国産のひのき無垢材を使った親子ベッドです。耐荷重はそれぞれ100㎏と安心して使えます。
こちらのお店では、さまざまなベッドを組み合わせることが出来ます。たとえば、下のすきまが広めの2段ベッドの下に子ベッドを組み合わせると、3人兄弟で使える仕様にすることも出来るのですね。
独立して使える仕様ということもあり、子ベッドにも全面柵がついています。
木のぬくもりをより安く!パイン材の親子ベッド
参考:楽天市場
パイン材の親子ベッドです。親ベッドには両サイド中央部分に落下防止柵、子ベッドには片面のみの柵となっています。このように、子ベッドの柵は片面だけという商品が多くなっています。耐荷重は90㎏です。
女の子が喜ぶ可愛らしいアイアンの親子ベッド
参考:楽天市場
アイアン風パイプベッドの親子ベッドです。女の子が喜びそうなデザインですね。
床面がパイプのメッシュ式になっているため、通気性は抜群でしょう。子ベッドには柵がないタイプになります。そのため小さいお子さんが使う場合は少し不安に感じるかもしれません。その場合は別で落下防止ガードなどを付けることをオススメします。
ただ、柵がないことにより子ベッドを収納して使う場合には使いやすいというメリットもあります。
落ちても安心!ロータイプの親子ベッド
参考:ニトリ
お手軽価格で人気のニトリでも親子ベッドは取り扱われています。こちらはパイン材の親子ベッドです。ネット限定商品のため、実売店舗があるのに見ることが出来ないのは残念な点ですね。
下段が低くなっているので小さいお子さんが落ちても問題ないですね。柵も片方にしかついていないため使わないときは収納して省スペースで使うことが出来ます。
気になるのがお値段ですが、相場は2段ベッドとさほど違いはありません。安いものでは3万円台からありますし、高価なものだと10万円以上のものも販売されています。
国産・外国産などの違いや、無垢材など材質でもお値段は変わってきます。また、ホルムアルデヒドが低いものであるかどうか、塗装は安全なものかどうかなども、商品によって明記されているものといないものとがあります。子どもが使うものですので、しっかりチェックした上で、納得いく商品を選ぶようにしたいですね。
1度買えば長く使うベッド、家族計画も考えて納得いくものを買おう!
ベッドは大きな家具です。1度買うと、買い換えや処分をするのは、手間もお金もかかります。「子どもが大きくなったら、また変えればいいや」と思っていても、実際には、なかなか出来ないものですよね。
子どもの数は、1人?それとも3人もあり得る?自宅のスペースは?兄弟それぞれにいつかは個室を与えたい?など、住居の環境や子育てへの考え方は、家庭によってさまざまです。
自分の家庭では、どのようなベッドを選ぶと、1番大切に使えるのかを考えて、満足出来るベッドを選びたいですね!
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