低反発クッションについて知っておきたい7つの基礎知識

低反発クッションをお探しですか? 低反発クッションは綿やビーズのクッションとは違い特有の性質があります。その性質を生かした使い方が出来ればメリットが豊富で快適に使うことが出来ますよ!

今日は低反発クッションのメリットとデメリット、オススメの使い方をご紹介しますので是非、参考にしていただき、低反発クッション選びにお役立てくださいね。

1.低反発クッションとは?

そもそも低反発クッションてどんな素材のクッションなのかご存知でしょうか?



参考URL:http://item.rakuten.co.jp/oyasumi/571029/

低反発クッションはウレタンフォームという素材から出来ています。そもそもは宇宙飛行士の体の負担を軽減するためにNASAが作った緩衝材です。低反発クッションはゆっくりと沈み込み、ゆっくりと元に戻るという特徴があり、クッションやマットレスの素材として人気なのはあなたも御存知の通りかと思います。では、低反発クッションはどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?

2.低反発クッションを使うメリット〜こんな人にオススメ

2.1.おしりが痛くなる人にオススメ

低反発クッションは長時間座っているとおしりが痛くなる人にとって、大きな効果が見込めます。オフィスでのデスクワークはどうしても長時間座りっぱなしの状態が続き、おしりが痛くなってくるという人が多いです。おしりが痛くなってくると集中力もなくなってきますし、何よりおしりの痛みをやわらげようと姿勢を崩して対処しようとします。そうなると姿勢が悪くなって肩こりや腰痛の原因になるかもしれません。座っていておしりが痛いと感じる人は低反発クッションを試してみてください。

2.2.腰痛持ちの人にオススメ

腰痛持ちの人にも低反発クッションがオススメです。腰痛があっても仕事や運転などどうしても長時間動けない状態にならざるを得ないことってありますよね?腰痛を少しでも和らげたいという人には低反発の「背もたれクッション」を使ってみてください。低反発クッションが腰を包み込んでくれ、ピッタリとフィットした感触が腰痛に効果を発揮してくれます。背もたれクッション一つで、デスクワークや車の運転時に腰痛を軽減してくれるのであればこんなにうれしいことはないですよね!まだ低反発の背もたれクッションを使ったことがない人は是非試してみてください。背もたれクッションについて詳しく知りたい人は「肩こり腰痛には背もたれクッションが効果的な理由」も合わせて読んでみてくださいね。

2.3.痔持ちの人にオススメ

痔もデスクワークや車の運転の天敵です。腰痛も痔も病院で適切な処置をしてもらうのが最大の対処法です。そうは言っても長時間座っていると痛みが出てきますよね。痔は、患部がイスに直接触れてしまうと痛みが出てしまいます。逆を返せば患部がイスに触れないように座ることが出来れば痛みは軽減出来ますよね?痔の痛みにお悩みの方は低反発の「円座クッション」がオススメです。円座クッションについてもう少し知りたい方は「痔や産後の痛みに効果バツグン!円座クッションの選び方」も合わせて読んでみてください。

中央部に丸い穴空いているクッションで、おしりの痛い部分が直接イスに触れないよう工夫されています。また、低反発の柔らかい感触も良く、安定した座り心地が得られます。痔でお悩みの方は是非一度お試しください。低反発の円座クッションは座ると自重で圧縮されるため厚みのあるクッションを選ぶようにするのがポイントです。

3.低反発クッションのデメリット〜注意点

3.1.長期間使うとヘタってくる

低反発のクッションは長期間の使用しているとヘタってきます。沈み込んだまま反発しない薄っぺらなクッションとなり座り心地が悪くなります。耐久性も高くないため高頻度で使用し続けるとヘタリも早く特に、安価な低反発クッションはその傾向が顕著です。一度ヘタってしまうと元には戻りませんので買い替えが必要です。

3.2.洗濯が出来ない

低反発クッションの素材、ウレタンフォームは洗濯することが出来ません。自宅ではもちろんのことクリーニング店でもお断りされます。クッションはお茶やコーヒーなどの飲みこぼしリスクが高いので洗濯が出来ないということは購入前に知っておいてください。ウレタンフォームに直接被害が及ばないようにクッションカバーを付けて、洗濯可能なクッションカバーにすることをオススメします。

3.3.通気性が割るため蒸れる

低反発のクッションに使用されているウレタンフォームは素材の性質上通気性が悪いため蒸れやすいです。最近では蒸れにくい低反発クッションも出てきていますが、一般的な素材の場合蒸れやすいということは知っておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?低反発クッションのメリットやデメリットはご理解いただけましたでしょうか?一言に低反発クッションといっても円座タイプや背もたれタイプなど用途によって様々なタイプがあります。それぞれの特徴を生かした低反発クッションをチョイスすることもクッション選びには大切です。今日ご紹介したオススメの使い方も参考にしてみてくださいね!