本棚を自作する前に知っておきたい6つのこと

家具屋さんやホームセンターに行ってもなかなかお気に入りの本棚が見つからない。自作本棚を作ろうかどうか迷っているのではないでしょうか?

自作本棚は既成品にはない「良さ」がたくさんあります!

今日は自作本棚のメリットや本棚を自作するときの必要なもの、注意点などをご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね!なお、現在本棚を探している方は本棚専門店 e書棚.comがオススメです。機能性が高い本棚があります。オシャレな本棚をお探しの方は、下記のサイトがオススメです。ご参考ください。



1.自作本棚の良さ

自分の部屋にぴったりサイズの本棚にめぐり逢うことってなかなかあるものではありません。まして、サイズや色など本当に自分の理想がびっしり詰まった本棚となると世の中に存在しないかもしれません。

あなたが本棚に入れようとしている本はあなたの財産です。その本達を大切に保管するためには自分の理想通りの本棚で快適に保管したいですよね?

理想の本棚は買うのではなく、作ってしまおう!自作の本棚は理想の形や理想の色など世界でたったひとつのあなただけの本棚になるんです。

 

2.自作の本棚のメリット

2.1.自作本棚は安い!

ちょっと大きい本棚や高級な本棚は数万円もしくは数十万円するものまであります。それだけのお金があれば好きな本を大人買い出来ちゃいますよね?

自作の本棚は確かに手間や時間が掛かります。ですが、材料費だけで考えると2〜3万円あればあなたの思い通りの本棚を作ることが可能なんです。

ジャストサイズの本棚が破格の金額で手に入れることが出来るのが自作本棚の魅力なんです。

 

2.2.自分で作った本棚は自分で修正することが出来る

あなたの所有する本や生活スタイルによって本棚の使い方も変化していきます。バインダーなどA4サイズのファイルをたくさん収納しなければならない時期や、もっと大きなアルバムを収納する時期。文庫本をたくさん読みたい時期など。

既成品はその都度本棚を買い換えなければならないですが、自作本棚はライフスタイルに合わせて本棚を自分で修正することが出来ます。また作るときも将来を見据えた設計をすることで一生モノの本棚にすることが出来ますよ。

 

3.自作本棚の最も大切なことはイメージ力!

本棚を自作するときに最も大切なことは「イメージ力」です!自分の部屋にぴったりで、自分の使い方に最適な形や機能をイメージすることが重要なんです。

出来上がったあとに後悔しないよう、想像力をフル回転してあらゆることを想定しておきましょう。ここでは自作本棚を作るときに考えておいたほうが良いことをご紹介しますのでイメージする際の参考にしてください。

3.1.全体の寸法

まずは本棚の全体像を考えましょう。

本棚を作る前には寸法に関して最低限このくらいは考えておきましょう。

 

3.2.本棚の材質

次に考えなければならないのが本棚の「材質」です。木の材質によって強度や加工のしやすさ、金額まで異なってきます。また、本棚は3つの板によって構成されています。「本棚の両側にある側板」・「本を載せる部分の棚板」・「本の裏側にある裏板」

棚板は重たい本にも耐えられるように強度が必要になります。裏板は変形しないような板である必要があります。木は環境によって形が変わってしまいます。

このように木の材質とどこの部分に使う板なのかを考えながら材質選びをしなければなりません。

本棚に使う木材で最も一般的なのが「ベニヤ板」です。頑丈で価格も安いという特徴があります。

「パイン材」は木の木目が美しく、木の香りがして温かみのある本棚に仕上がります。全ての木材についてご紹介すると長くなってしまいますのでここでは割愛しますが、材質によってその特徴は様々です。あなたの本棚にぴったりな材質を探してみてください。木材屋さんに行って相談しながら決めるのもまた、楽しいものですよ!

 

4.いよいよ最難関!図面を書く

全体のイメージを固めたらいよいよ図面書きです。図面を書くと言うだけで諦めたくなる。。その気持ちわかります。でも、あまり難しく考える必要はありません。まずはざっくりとした全体像を殴り書きでいいので、自分の作りたいサイズを当てはめていくことから始めましょう!

1.まずは部屋に収めることが出来る横幅は決定事項ですよね?なので横幅を書くことが出来ます。

2.次は「高さ」です。高さの上限は天井の高さです。次は「棚の数と棚板の厚さ」です。棚の間隔を何センチにするのか、棚板の厚さはどのくらいにするのかによって高さが決まってきます。棚板の厚さは実際に材料を確認しに行かないとわからないと言う方は、まず漠然と何段の本棚にするのかだけでも書き込んでいきましょう。

3.最後に奥行きです。自分の収納したい本のサイズに合わせた奥行きを書き込んで行きましょう。大丈夫!ここではまだざっくりとした間隔で構わないのです。最低限確保したい数字を書き込んでいきましょう。

ここまで書くことが出来たのなら、なんとなく本棚の形になっていませんか?

本棚の形、そこにそれぞれの数字が入っていればもう大丈夫です!立派な本棚の図面の出来上がりですよ!あなたの図面を書く仕事はここまででOKです。

 

5.材木屋さんに行ってみよう!

図面が出来上がったら次は材木屋さんに行ってみましょう。ホームセンターでも材料は揃います。ですがここは敢えて地元の建材屋さんに行ってみましょう!

建材屋さんというと建築会社しか相手にしてくれないようなイメージがありますがそんなことはありません。ここで大切なのは「親身に相談に乗ってくれる」建材屋さんを見つけること!先ほど書いた図面は大まかなイメージを書き写したに過ぎません。建材屋さんなどのプロに相談しながら最終的な形を決めて行けばいいのです。

はじめから完璧に作り上げるのは専門的な知識がない我々素人にはかなり難しいお話しです。ある程度プロの知識をお借りしながら作り上げて行きましょう。

建材屋さんで使用する木材が決まったら次は「木を切る作業」が残っています。木はのこぎりでも切ることが出来ますがここを失敗してしまうとガタガタの本棚になってしまいます。木を切る作業は「建具屋」さんにお願いしましょう。

建材屋さんには必ず繋がりある建具屋さんがあるハズです。建材屋さんに建具屋さんを紹介してもらいましょう。

 

6.ホームセンターに行って工具と材料を揃えよう!

自作本棚に必要な木材は揃いました。あとは工具や細かな材料を揃える必要があります。ホームセンターでは次のようなモノを揃えてくださいね!

あったら便利なアイテム

木材以外に必要な工具や部品は以上のようなものがあります。

 

7.組み立て・塗装・仕上げ

ひと通り材料が揃ったらいよいよ最後の工程組み立てです。組み立てた後は塗装と仕上げというステップで完成します。

組み立て・塗装・仕上げ次第で出来上がる本棚の完成度がガラッと変わってきます。

組み立ての際のテクニックやキレイな塗装の仕方については「清く正しい本棚の作り方」という本がありますので是非そちらを参考にしてみてください。

これから作るあなただけの世界でたったひとつの本棚を完成させるための様々なテクニックが紹介されています。1冊1700円の本です。

本気で自作の本棚を作成したいのなら、この1700円の投資を惜しまないでください!

 

まとめ

今日ご紹介してきた内容は「清く正しい本棚の作り方」を参照させて頂きました。 自作の本棚を作ろうと思っていてもどうして良いかわからない。何から初めて良いのかわからないという人のために一つ一つの工程が詳しく書かれています。

自作本棚は愛着がわきますし、自分の使いやすい本棚を作ることが出来るため一生ものの本棚になります。是非、本書を参考にして頂き、あなただけのための本棚を作ってみてください。大切な本達を守る、素敵な本棚にしてあげてくださいね!