すのこベッド:カビ対策にすのこベッドを選ぶべき2つの理由

冬場の寒くなった季節、ベッドや布団のカビにお悩みではございませんか?色々試行錯誤を繰り返したものの全然良くならないと半ばあきらめ、家のせいにしていませんか?

ベッドや布団のカビ対策は適切な方法や適切なベッドを選ぶことによって大きく改善することが出来るんです。その一つに「すのこベッド」という選択肢がございます。今日はカビにお悩みのあなたへおすすめしたいすのこベッドをご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね!

1.すのこベッドってどんなベッドなの?

すのこベッドの「すのこ」ってなに??と疑問をお持ちではございませんか?まずは「すのこ」についてご説明します。



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「すのこ」とは太い木の角材に薄い木の板を直角に打ち付けたもののことを言います。すのこはお風呂場の床滑り防止のために使ったり、押入れの収納物の「カビ防止」のために使います。すのこの板と板の隙間から通気するためカビ防止に役立ちます。

すのこベッドとは、床板部分が「すのこ」で作られたベッドのことを言います。



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すのこベッドどういうベッドか、ご理解頂けましたでしょうか?次はすのこベッドがカビ対策に効く2つの理由をご紹介します。

2.すのこベッドがカビに効果的な2つの理由

2.1.すのこベッドの通気性



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一般的なベッドは床板に隙間がないため睡眠中にかいた汗や湿気の抜け道がありません。一方、すのこベッドは床板に隙間が空いているため湿気が床下へと抜けることが出来ます。ベッドやマットレスに生えるカビの主な原因は「湿気」です。すのこベッドはベッドやマットレスの湿気を逃してくれるためカビ対策に最適なベッドなんです。布団を敷きっぱなしにしてもカビにくい構造になっています。

2.2.すのこベッドの材質

すのこに使われる木材は無垢材が使われることが多いです。無垢材とは天然木を加工せず自然の状態の材質のことを言います。

天然木は吸放湿効果と言って、湿気が高いときは湿気を吸収し、逆に乾燥しているときは湿気を放出するという効果が期待出来ます。湿気を調整してくれる天然木のすのこがカビの好むジメジメ感を防いでくれるため、すのこベッドはカビ対策に効果的なベッドとなります。以下、代表的なすのこベッドの材質をご紹介します。

檜(ヒノキ)のすのこベッド



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ヒノキは言わずと知れた高級木材です。ヒノキには吸放湿効果はもちろん、消臭脱臭効果、ヒノキの香りによるリラックス効果、抗菌防虫効果など様々なメリットがあります。その分値が張りますが十分な予算がある方は是非ヒノキのすのこベッドをおすすめします。

桐(キリ)のすのこベッド



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桐は日本古来よりタンスなどの家具の木材として親しまれてきました。桐は木材の中では最も軽く、狂いが少ない木材です。吸放湿にも優れていますのですのこベッドにも最適な材質です。

杉(スギ)のすのこベッド



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杉はポピュラーな木材で家具としてよう活用されている木材です。すのこに適した吸放湿効果はもちろんですが、杉は成長が早いため流通量が多く低価格で購入することが期待出来るというメリットがあります。

パイン材のすのこベッド



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パイン材にの特徴は木の香りです。パイン材のすのこベッドは木の香りを感じることが出来ますのでリラックス効果が期待出来ます。桐やヒノキと比較すると安価に手に入れることが出来ます。

すのこベッドの通気性とベッドの材質によってカビに効果的だということをおわかりいただけましたでしょうか?今まで普通のベッドを使っていて、カビにお悩みの方はすのこベッドを試してみる価値があります。また、すのこベッドの通気性と木材の吸放湿効果は寝苦しいジメジメ感の軽減効果も合わせて期待出来ますので寝苦しい湿度と高い夜にも効果的です。

ここまではすのこベッドの良い部分をご紹介してきました。ですが、すのこベッドにもデメリットと呼ばれる要素があります。すのこベッドを購入する前にすのこベッドのデメリットも把握していただき比較検討してみてください。

3.すのこベッドのデメリット

3.1.すのこベッドの下は収納スペースに不向き

すのこベッドは通気性の良さからベッドやマットレスのカビの発生を抑制してくれます。ですが、すのこベッドから抜け出た湿気はベッド下に滞留してしまうためベッド下の収納はおすすめ出来ません。特に衣類など湿気に弱いものを収納してしまうと収納物にカビが生えてしまうかもしれません。すのこベッドの下は収納スペースにせず、定期的にお掃除をするよう心掛けましょう。

すのこベッドの目立ったデメリットはこのくらいでしょう。あとは普通のベッドと遜色ありません。部屋が狭くどうしてもベッド下を収納スペースとして活用したいという方以外は大きな問題はないですね。 次はすのこベッドに関する、いくつかの疑問点についてご説明しますね。

4.すのこベッドに関する疑問点

すのこベッドがカビに効果的なベッドだということはわかったけれど、実際使っていくうえでの疑問点はございませんでしょうか?ここではすのこベッドに関する一般的な疑問点についてお答えします。

4.1.すのこベッドの強度は大丈夫なの??

すのこベッドは床板に隙間が空いているけど、強度は大丈夫なのかしら?という疑問をお持ちの方がいらっしゃると思います。ですが、すのこベッドも普通のベッドと強度に違いはありません。普通に使っている分には壊れる心配はないので大丈夫ですよ。すのこベッドのダブルサイズなど大きいサイズのベッドは補強がされていますので大きなサイズでも安心して使うことが出来ます。

4.2.すのこベッドは冬寒くないの?

すのこベッドは通気性が良い分、冬は寒いじゃないの?という疑問をお持ちの方がいらっしゃいます。この疑問への回答としては「床に布団を敷くよりは断然暖かいけれど、一般的なベッドよりは若干寒い」となります。床に直接布団を敷くと床の冷たさがダイレクトに布団へと伝わってしまいますが、すのこベッドを活用すると床の冷たさは布団に直接伝わらないため暖かいです。ただ、一枚板の床板よりすのこベッドは若干寒く感じてしまうかもしれません。

4.3.すのこベッドってゴツゴツしたイメージだけど寝るとき痛くないの?

すのこベッドって硬そうなイメージだけど痛くないの?という疑問もございます。ですがすのこベッドも普通のベッドと固さは一緒ですので特別痛く感じることはありません。すのこベッドの上に敷布団やマットレスを敷けばほぼ問題ございません。ただ、ずっと畳の上で寝ていた方や、柔らかいマットレスを長く使っていた方にとっては今までより硬く感じてしまうかもしれません。

以上がすのこベッドの関するよくある疑問点です。参考になりましてでしょうか? 次は心配性な方におすすめのすのこベッドと一緒に合わせて使いたいカビ対策グッズをご紹介します。

5.すのこベッドと合わせて使いたいカビ対策グッズ

すのこベッドは湿気・カビ対策におすすめのベッドですが、100%湿気やカビを防ぐことは不可能です。そこでここではすのこベッドと合わせて使いたいカビ対策グッズをご紹介します。すのこベッドだけでは不安な方、是非参考にしてみてください。

5.1.すのこ型除湿マット



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敷布団やマットレスの下に敷くすのこ型除湿マットレスです。一般的な除湿マットですと、すのこベッドの持ち味も半減されてしまいます。ですが除湿マットもすのこ型だとすのこベッドとの相性バツグンですね!しかも、このすのこ型マットは「ベルオアシス」という高吸水・高吸湿繊維が使用されているため湿気対策に最適なアイテムです。

5.2.すのこベッドの下に置きたいコンパクト除湿機

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すのこベッドの下に逃した湿気を取り除いてくれるコンパクト除湿機です。毎日でなくとも、定期的に除湿機を掛けてあげることによってカビ対策に効果的です。

次はすのこベッドにカビを生えさせない予防策とカビが生えてしまったときの対処法をご紹介します。

6.すのこベッドにカビを生えさせないための対策

すのこベッドと言えど、放ったらかしにしておくと寝室の環境次第ではカビが生えてしまいます。ここではカビを生えさせないための対策をご紹介します。

6.1.定期的に布団をあげる・布団干しをする

朝起きたらそのままの状態で一日中放ったらかしにしていませんか?睡眠中にかいた汗が布団の中にこもった状態を続けているとすのこベッドと言えどカビてしまう可能性があります。朝起きたら布団をしっかり上げる、もしくは布団を畳むようにしてください。また、天気のいい日は布団を干してあげると布団の乾燥だけでなくすのこベッドの乾燥にも繋がりますよ。

6.2.寝室での洗濯物に注意しましょう

寝室はお客様の目がもっとも届きにくい場所なので洗濯物を干すことはありませんでしょうか?洗濯物を干していると部屋の湿度が高くなってしまいます。洗濯物を干すとき、干したあとは高くなりすぎた湿度に気をつけましょう。

6.3.過剰な加湿器の使用は控えましょう

最近テレビで女性芸能人が愛用している様子をよく見かけるようになった加湿器。冬場は確かに加湿器を使うことによって風邪予防に効果的ですし美容にも良いです。ですが過剰な加湿は部屋の結露を招き、カビの格好のエサとなります。インフルエンザの菌は湿度が20〜30%程度だと活発に活動しますが50%以上だとほとんど活動しなくなります。ですから50%を超えるまでの過剰な加湿は避けてください。やむを得ず加湿器をかけたまま就寝する場合は就寝前に部屋の温度を下げておくことによって、朝の結露を防止することが出来ます。

7.もし、すのこベッドのカビが生えてしまったら

ここまではすのこベッドのカビ予防をご紹介してきました。最後にあらゆる手を尽くしてもすのこベッドにカビが生えてしまったときの対処法をご紹介します。

7.1.天気のいい日にすのこを陰干ししましょう

もし、すのこベッドにカビが生えてしまったらまずすのこ部分を陰干しして乾燥させましょう。直射日光に長時間晒してしまうとすのこが変形や割れの原因となってしまう恐れがあるので陰干しが鉄則ですよ。すのこが吸収した湿気を放出してあげましょうね。

7.2.すのこがしっかり乾燥したらサンドペーパーで磨いてあげましょう

すのこが乾いたらカビの部分をサンドペーパーで磨いて、カビを落としてあげましょう。あまり強くこすり過ぎると削れすぎてしまいます。カビの黒ずみを完全に除去することは難しいですので黒ずみが薄くなる程度にこすってあげてください。天日干しによってカビは死滅しますのでその後の使用に大きな問題はございませんよ。

7.3.もう少ししっかりカビを取り除きたい場合は漂白剤を使ってみましょう

上記の2段階でカビの有害な部分は除去出来ているハズです。ですがもう少ししっかり除菌したい場合は漂白剤を使ってみてください。漂白剤やカビ取剤を薄めてすのこにたっぷり吹きかけてください。その後また天日干しで乾かしてください。しっかり乾いたら、今度は真水で霧吹き、よく乾いたタオルで拭き上げましょう。洗剤が残ったまますのこを使うと体に悪いです。洗剤で、すのこの表面がざらついている場合は、またサンドペーパーで軽くこすってキレイに仕上げをします。

これですのこのカビはキレイになりますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか? すのこベッドでカビ対策してみたくなりましたでしょうか?

毎日使うベッドや布団は清潔に使いたいものですよね。特にお子さんがいらっしゃるご家庭やアレルギー体質の方は重大な問題に発展しかねません。ベッド・布団のカビにお悩みの方は今日ご紹介した内容を参考にしていただき活用してみてください。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。