子供用の本棚がいらない3つの理由

子供のための本棚が欲しいとお考えではございませんか?

子供が大きくなるに連れて、子供の本も段々増えていきますよね?そろそろ子供用の本棚を準備しようとお考えの方、ちょっとだけ待ってください。

子供の学力が向上のためには、必ずしも子供専用の本棚は必要ないかもしれません。

子供用の本棚を購入する前にまずは今日ご紹介する内容をご理解いただいた後に購入を検討してみてくださいね。

1.子供用の本棚は必要か?

子供の頃の読書は将来の学力を左右すると言われています。子供専用の本棚を買い与えたからといって、必ずしもその後の読書量が増えるわけではありません。

子供に読書をしてもらうために一番必要なことは「読書に興味を持ってもらう」ことです親が一方的に「読書をしなさい!」と命令しても、子供は一向に興味を持ってくれないでしょう。

では、子供に読書に興味を持ってもらうにはどうしたらよいのでしょうか?

2.子供が読書に興味を持つ方法

2.1.子供専用の本棚はなく、大人の本棚と一緒にする

子供部屋に子供専用の本棚を置くよりも大人の本棚と一緒にしたほうが子供の学力が高いそうです。大人と一緒の本棚に子供の本を入れておくことで、子供が本を読むときわからないことはすぐに親に聞くことが出来たり、親子で本に関してのコミュニケーションを取ることが出来るため、子供が積極的に本を読むようになります。

リビング学習と同様に、リビングにある本棚で大人と子供の本を共有するのがより効果的です。また、大人と本棚を共有する際は子供の本を出来るだけ目立つように置いてあげることも大切です。例えば面出しした状態で置いたり、子供の目線の高さに収納したりするのがポイントです。





参考URL:本棚.com

こちらの本棚のように上段には大人の本を、下段に子供の本を収納するのがオススメです。下段は面出しして収納することが出来るため絵本などの面出しに最適です。下段はちょうど子供の目線の高さにも合うため子供がより読書に興味を持ってくれるでしょう。

また、こちらの本棚の下にはラグマットが敷いてあります。ラグを敷いておくことで子供が本棚から本を取り出してすぐに床に座って読み始めることが出来ますね。あとここにスタンドライトなどがあるとより子供の優しい環境になります。本棚がある箇所が暗い場所の場合、ライトで照らしてあげられるようにしてあげましょう。

2.2.家の至る所に本棚を置く

子供が読書に興味を持ったり、学力の高い子供に共通しているもう一つの点として、「家の至る所に本がある」環境で育ったという点です。子供がいつでも本に触れることが出来る環境作りが大切なんですね。

例えばトイレに本を置いておく、おじいちゃんおばあちゃんのお部屋にも本を置いておく、先ほどご紹介したようにリビングでもいつでも本が手に届くところに置いてあるなど工夫次第で子供が本と触れ合う機会を増やすことが出来ますね。

参考URL:BELLE MAISON

例えばこちらのように可愛らしい本棚をトイレに置いて、子供が読みやすい本を置いてみてはいかがでしょうか?いつも同じ本を置くのではなく、定期的にトイレの本を入れ替えてあげると子供も喜んで本を読んでくれるでしょう。

2.3.家族が楽しんで本を読んでいる姿を見せる

最後は本棚と関係のないお話です。子供が本に興味を持たせるには「家族が楽しんで本を読んでいる姿を見せる」ことです。お父さんの読書や勉強は書斎でするよりリビングでしているほうが子供も読書がしたくなります。お母さんが子供を寝かしつけてから本や雑誌を読むよりも子供と一緒に本を読んだほうが子供も楽しいです。少し古い言葉かもしれませんが子供は親の背中を見て育つというのを体現するかのように子供と一緒に読書をしてあげてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?子供が読書に興味を持つ方法はご理解いただけましたでしょうか?子供にとって必ずしも専用の本棚が必要ではないと思います。今日ご紹介したようにお父さん、お母さんと一緒の本棚の中に本を入れてあげると子供が親の本に興味を持ってくれるかもしれません。お兄ちゃんお姉ちゃんの本にも興味を示すかもしれません。

是非、家族みんなの本棚でいつでも本に触れることが出来る環境を作ってあげてくださいね。

参考文献:頭のよい子が育つ家