100均すのこでDIY!工夫次第で便利なすのこ活用方法

100均に売られているすのこ。すのことして使えることはもちろんですが、今はDIYの材料として使う人が多いことをご存知ですか?

家の中のちょっとした「困った」を、100均すのこを使ったDIYで解決している人がたくさんいるのです。

何も塗らない「無塗装」で、すのこそのままの風合いを生かすこともステキですし、ペイントやニスで色を塗ってもステキ。お部屋にあったオリジナルアイテムになりますよね。ペイントやニス、ハケも100均で買うことができるため、お手軽に始めやすいDIYです。

みんなが100均すのこをどのように活用しているのか、実例を見ていきましょう。

すのこを組み合わせるだけで便利な棚に!

複数枚すのこを用意して、組み合わせて固定するだけで、簡単に棚を作ることが出来ちゃうのです。ちょっとした場所に収納場所を簡単に作れるので、実践している人も多いですよ。

作り方は簡単!すのこの「足」部分に固定するだけ

すのこ棚の作り方は簡単。すのこを裏返すと、通気性のために浮かす「足」がついていますよね。その部分を「棚受け」として使用し、棚板に使うすのこを乗せて、固定するだけです。

100均のすのこで本棚完成 pic.twitter.com/8iKKuSaQJv

— シオン (@sion042) 2017年4月1日

仕組み、おわかりになりますでしょうか? 固定方法は、釘やネジでも良いのですが、100均すのこの場合は、板が薄めな場合が多いため、木工用ボンドやグルーガンなど、接着剤でしっかり固定すると失敗がなくてオススメ。

グルーガンは熱で溶かして使う接着剤。こちらも100均で販売されていますよ。 写真は何も塗装が施されていませんが、ナチュラルな風合いで、すのこそのままの姿でもステキですよね。

棚板の数を調整できることがDIYのメリット

使い方によって、自分で大きさを調整できることが、DIYのメリット。こちらでは、上段部分の足には棚板を乗せないことで、上段に大きな本を収納することができています。

ちょっとした棚が欲しくて100均フラフラしてたんだけど、すのこをボンドでくっつけると簡単な棚が作れるから、参考書や教科書が多くなって置く場所なくなったら作ると便利だよ pic.twitter.com/IhmX31EO9q

— ななこ (@lop_v7n) 2017年3月16日

「置きたいもの」が決まっている場合は、サイズを測っておくことが大切ですね。

たくさん積み重ねると本棚にも!

こちらは、何個も積み重ねたものをいくつも横に並べて置いたもの。立派な本棚の完成です!

100均のすのこで本棚作った! pic.twitter.com/TGqdLSM3bQ

— げんき (@RuGenki) 2017年3月8日

100均のすのこには限られたサイズがあるので、どうやって上に積んでいるのか…と思いませんか? 左側の完成写真をよく見たらわかるのですが、上に積み重ねるすのこ棚の両サイドのすのこで、下の棚の両サイドのすのこを挟むようにしているのですね。

片側は下になる棚の1番上の棚受け(すのこの足)に乗せているようです。 すのこはあまり厚みがないため、ただ単純に積み重ねると不安定になりがち。上と下をジョイントするように設置することで、安定度を増すことができるのですね。

すのこ+かごで立派な収納棚に!

棚板部分を木製かごにチェンジした例。設置の仕方はすのこ棚と同様、足部分に乗せて固定しているだけです。

100均の木製カゴとすのこと塗料で簡単な棚みたいの作ったけど、なかなかいい感じに仕上がったのでは…

すのこ買ってから完成までにたぶん3ヶ月以上かけてるけど pic.twitter.com/R7G53eID5i

— にこり (@rz014river) 2017年3月27日

ペイントも100均で購入して自分で塗られたとのこと。ツートンカラーがオシャレで、雑貨屋にありそうな見た目です。

また棚板がかごになることで、しまいやすくなるものもありますよね。

すのこそのままの姿を生かす!アレンジ次第でインテリアアイテムにも

すのこは材質が木のため、ネジ式のフックをつけることも可能。板と板の間にフック式のかごを設置したり、棚板をつけてみたり。

お好みでペイントすれば、お部屋にあっても違和感のないオシャレなアイテムに変身しますよ!

すのこ+水性ニスで雑貨みたいなアイテムに!

すのこを横にし、壁にかけたもの。棚やかごをつけて、雑貨を飾る場所として使っています。

ここ最近の癒しは、仕事の合間のDIYとお部屋改造計画です(o^^o)

左の壁掛け、100均のすのこに100均のニスを塗っただけですw

雑貨もほぼ100均!!!

100均大好き♡ pic.twitter.com/NASMrzNUMi

— Yuko komiyama (@comiyam) 2017年2月27日

水性ニスを塗ることで、一気に「すのこ感」がなくなりますね。水性ニスも100均で販売されているため、お好みのニスに変えるだけでも雰囲気が変わりますよ。

ちょっとした小物の定位置に!

こちらは小物をしまう定位置を作った例です。子ども用に作ったものとのこと。

でーきーた!

すのこ+100均素材の壁掛けー

これでチビが帰宅した時の荷物かける所確保 pic.twitter.com/4lZhF6fOOO

— 蒼月琳@花粉症つらい (@raki_tourabu) 2017年1月3日

ミニすのこを4枚使っているようですね。かごやフックをつけることで、カギやティッシュ、名札など、子どもが毎日使うけれど、どこかに置き去りにされがちな「こまごまアイテム」を簡単に戻すことができます。

ペイントされた色に、インテリアボードやフェイクグリーンでアクセントを加えているため、見た目も男前インテリアアイテムのようでステキです。

キッチンアイテムの収納場所にも!

100均すのこは材質が薄く、やわらかいため、手軽にフックを設置できるところがメリットです。こちらの例では、フックやラックを留めているものはなんと「押しピン」。

すのこによっては、押しピンが刺さるくらいやわらかいのですね。

100均のすのこdeキッチンツールラック&簡易棚。

ラックはすのこを2枚繋げて、セリアのアイアンフックとアイアンラックを押しピンで留めただけ。

棚はすのこを縦半分に切って、棚板を釘で留めただけ。

だいぶすっきり見えるようになったと…信じたい。#100均DIY pic.twitter.com/QFc4le9G4O

— あみ@ドナドナ (@amimono_hotaka) 2017年3月15日

軽めのキッチンツールや調味料の置き場所に。右の棚もすのこで作った棚とのこと。1人暮らし用のキッチンは狭いことが多いため、こうして少しでも収納場所を作ってあげることで、調理場所を空けることができますね。

すのこは扉にも!目隠し効果でお部屋すっきり

100均すのこを、収納場所の扉にして使っている方も。見せる収納がニガテな人や、目隠しして使いたい場所にオススメのアイディアです。

棚も扉もすのこ製!

すのこで作った棚に、すのこで扉をつけた例。扉を閉じた状態でパッと見ると既製品の棚のようですね。

100均のすのこde扉。ぱーと2。

今回は観音開きで作ってみた。

すのこの裏側を敢えて表にしてます。

扉は完全には閉まらないので、留め金で留められるように。

材料は今回も全てセリアです。#100均DIY pic.twitter.com/fXYH6qSqDs

— あみ@ドナドナ (@amimono_hotaka) 2017年3月4日

扉に使ったすのこを、あえて裏表逆にしているところがポイントですね。足部分が見た目のアクセントになっています。

板の隙間がほぼないのは、おそらく隙間部分に板を足したのではないかと思われます。このひと手間で、中身が見えずにスッキリさせることができますね。

扉がきっちり閉まらない対策は、留め金を使うことで解決されています。留め金や扉の持ち手も100均で販売されていますよ。

カラーボックスも扉付きでスッキリ!

値段も手ごろで入手しやすく、どの家にも1つくらいあるのでは?という収納アイテム・カラーボックス。

最近のカラーボックスは、カラーバリエーションも豊かで、オシャレなものも増えているのですが、中身が丸見えの「オープン棚」というところに、ニガテ意識を持っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、すのこを利用して、扉をつけた、このようなアイディアはいかがでしょうか?

100均のすのこde扉

前々からやりたかったすのこDIY。

今回はカラーボックスの中身を隠す扉を作ってみた。

蝶番で留めてるので開閉楽々。

材料は全てセリアで購入。すのこの隙間はノコでカットした木材を等間隔にくっつけてます。#100均DIY pic.twitter.com/kYA3MemOMl

— あみ@ドナドナ (@amimono_hotaka) 2017年3月2日

蝶番で上部にすのこを固定し、下部に持ち手をつけた、「パタパタ扉」です。すのこの隙間には、サイズを合わせた木材を貼り付けているそう。

木材も100均にあるため、加工しやすいものを用意すれば簡単ですね。 見た目すっきり、中はざっくり収納したい場合や、見せたくないものをしまいたい場合にオススメのアイディアです。

目的・使用場所によってアレンジいろいろ!

100均のすのこはアレンジの幅が広いです。使用目的や使いたい場所に応じてDIYでアレンジを加えれば、便利に使うことができますよね。 アイディア次第で使用方法は無限大!工夫をして「困った」を「便利!」に変えていきましょう!

キッチンに棚をDIY!

対面式と思われるキッチンに、棚を作った例。コップや飲み薬の置き場所にしておくと、キッチン側・ダイニング側両方から使えるため、便利ですね。

久々に晴れたから、100均のすのこで、棚をDIYしてみた|・ω・´))!!

買ってきた釘が長過ぎたのと、元より不器用だから、何回も釘打ち失敗しちゃったww

けど100円だし、キニシナイ! pic.twitter.com/HnfdCRErgT

— れき (@reki_toka) 2017年3月16日

釘打ちを失敗してしまったというコメントがあります。このように、100均のすのこの場合、釘で固定することは板が割れたり、釘が突き出してしまったりしやすいというデメリットがあるのです。

DIY初心者や不器用さんは、接着剤を使う方が、簡単&失敗いらずですよ!

なお、水回りで使う棚を作る場合は、ニスやペイントなど、何らかの水から木材を守る塗装をしておくことで、長く使うことができますよ。

ミニすのこ棚でマグカップコレクションの置き場所に!

100均のすのこには、小さめのサイズのものもあります。ミニすのこを使えば、小さな棚を作ることができるため、小物の収納棚にぴったりですね。

誕生日だから100均の2枚組ミニすのこ3つでミニ棚作った(??)。箱に入ったままだったマグカップ(ハチワレ猫のは100均)をやっと飾れるぞオオオ!! pic.twitter.com/lgI8nmdgvS

— 豊岡 (@rich_h1ll) 2017年3月6日

マグカップコレクションにぴったり! このほかにも、スノードームやフィギュアなど、コレクションしたものを飾るときにも、ミニすのこ棚は便利なのではないでしょうか。

すのこの通気性を生かす!マット干しをDIY

本来通気性のために使うすのこ。その用途を生かしたDIYアイディアがこちらのマット干しです。

30おんなは工具を持ち始めるんかなぁ。

脱衣場があまりに寒いので、すのこで踏み場兼マット干し作った。

昼間のテレビでよくある100均アイテムとかでDIYやり始めてしまった…。

ドライバーやなんやら買ってはいないけど。 pic.twitter.com/3z62dlGlag

— 大坪 優子 (@Yuko_8gatsu) 2017年3月9日

写真の例は踏み台にもできるように作っているとのことですが、100均すのこでは踏み台にすることは危険かな…と思います。

写真の例で使われたすのこは、100均ではないのではないかな、と思います。金具類は100均のもののようです。

屋外にマットを干せない住環境の場合や、花粉症で外に干したくても干せない場合は、このようなアイディアも便利ですよね。

裏返すだけでもOK!マガジンラック

100均すのこをマガジンラックとして使っている人も多く見られます。何といっても、その手軽さが魅力。この方は、なんと「裏返しただけ」です。

なかなか自分好みのマガジンラックが

無いので、すのこにした。

ひっくり返しただけだけど。 pic.twitter.com/VYPn6wcFzr

— 巻 (@h_non29) 2013年7月31日

足の部分に、良い感じに雑誌が立っています。 このすのこマガジンラックに、セリアなどで販売されているアイアンバーを設置して落下防止策を施したり、ペイントをしたりしてもオシャレになってステキですよ。

DIY好きの困りごと…工具もすのこですっきり収納!

DIYにハマると、増えてくるのが工具類。突っ込んでいると、使うときに探すことが面倒くさいし、買ったときのケースにいちいちしまうことも面倒くさい…。

そんな方も多いのではないでしょうか。 そこで、すのこにフックや棚を取りつけて、専用収納を作ってみることはいかがでしょうか。

今日は 午後から 工具ケース作ってた

外枠は家にあったの使って

すのこ 100均で買って塗装して 完成!!w pic.twitter.com/HnZDfiYD0C

— rinta@1512 (@1512march) 2016年10月24日

こちらの例では、手持ちの棚の背面部分にアレンジしたすのこを仕込んでいます。養生テープやボルトやナットが、使い勝手の良いように収納されていますね。

使いやすさ&しまいやすさは人それぞれ。自分に合った方法を選んで、快適なDIYライフを送りたいものですね!

トイレにすのこ棚を置いて、収納解決!

トイレットペーパーの予備やお掃除グッズ。トイレで使うものはトイレにしまっておきたいものです。

でも、賃貸住宅のトイレなど、しまう場所が作られていないトイレも多いもの。そこで、すのこ棚を導入して、必要なものをひとまとめに収納してしまいましょう!

うちのせっまいトイレのために

100均DIY

すのこ組み合わせて作ったど〜 pic.twitter.com/cnAu1CG9hK

— もみじ✩OORer (@OORer31593223) 2017年2月12日

日用品アイテムだけではなく、グリーンやインテリアグッズをちょこっと足すことで、ステキな場所に。

お掃除グッズがすぐ手に取れると、こまめに掃除をしようという気にもなりますよね。サイズにあったすのこを選ぶことで、狭いトイレにも対応可能です。

靴がしまいきれない…すのこ棚で靴箱を増設しよう

靴が好きな人の持つ靴の量は半端ないもの。また、そうではなくても、賃貸で玄関自体が狭いため靴をしまう場所が少なかったり、靴箱が設置されていないという家もありますよね。

家族が多いため、所定の靴箱に入りきらない!という場合も。そんなときでも、玄関のタタキの上に靴が散乱している状態は避けたいものです。そこで、すのこ棚を活用して、あふれだした靴をスッキリ収納しちゃいましょう!

ボンビーガールさながら100均のすのこで靴棚作ってみた。

こういう時に役立つ、ガチ袋

釘も含めて材料費1000円!

玄関周りスッキリ☺️ pic.twitter.com/18NjU1Bk17

— 瞳 (@kinniku_woman) 2017年2月5日

ブーツやレインブーツは上段に置くことで、高さ問題も解決。オンシーズンはすのこ棚、オフシーズンは靴箱に…と使い分けることも便利です。

小さめのすのこを利用して、子ども用の靴箱を用意することもオススメですよ。

カラーボックス+すのこで!おままごとキッチン

子どもに人気の「おままごとキッチン」。ずーっと使うわけではないものですし、買うとなかなかお金がかかるもの…。

特に男の子の場合、おままごとで遊ぶことは一時的な子が多いため、わざわざ買いたくはないなあと思うママもいるのでは。

そこで、カラーボックスとすのこを使って自作してみるのはいかがでしょうか?

初めてDIYに挑戦~(о´∀`о)!!カラーボックスとすのこを使ったから初心者でもどうにか完成~☆子供達も遊んでくれて良かったぁ!!100均って本当に便利~☆ pic.twitter.com/3WpG2seKgk

— yuka919 (@Tetsu6148) 2015年10月7日

背面部分がすのこですね。おままごとキッチンツールを引っかけられるようにしてみたり、ガーランドをかけてみたり。

すのこ背面があるだけで、見た目もかわいいおままごとキッチンを作ることが可能。子どももきっと喜んでくれるのではないでしょうか。

すのこの可能性は無限大!まずは100均すのこでDIYしよう!

すのこを使うDIYの可能性は無限大。実例を見ていても、「うわ、こんな使い方が!」と目からうろこが落ちる気分になるアイディアがいっぱいありました。

柔軟な発想をすることで、「便利!」「おしゃれ!」を実現することが可能に。すのこはホームセンターで大きなものや立派なものを買うこともできますが、初心者には失敗しても心が痛まない100均すのこがオススメ。使用用途によっては100均すのこでも十分使えるものですよ。

ペイントや工具など、必要なものも100均で揃えられるため、チャレンジしてみやすいこともメリット。ぜひ1度チャレンジしてみませんか?